ブログ 船橋市の馬込霊園前にある総合供養サービス企業「いしとも」のブログです。

ご遺体安置に欠かせない「ドライアイス」と「保冷庫」の違い

2025年10月03日

大切な方がご逝去されると、すぐに火葬ができるわけではありません。法律で24時間以上は経たなければならないと決められているため、その間はご自宅や安置施設でご遺体をお預かりします。
ただ、そのままではどうしてもご遺体が傷んでしまうため、保冷処置が欠かせません。
ここでは、よく使われる「ドライアイス」と、専門施設にある「保冷庫(霊安室)」の違いについて、やさしくご紹介します。

1. ドライアイスでの安置 ― 自宅でもできる身近な方法

多くのご家庭で選ばれるのが「ドライアイス」を使った方法です。
どういうもの?
ドライアイスはマイナス78.5℃というとても冷たい氷のようなもの。これを胸やお腹に当て、ご遺体を冷やして腐敗を遅らせます。

いいところ

  • 費用が比較的安く、すぐに用意できる
  • ご自宅や小さな施設でも使える

気をつけたいこと

  • 1日1〜2回の交換が必要
  • 長く当て続けると「ドライアイス焼け」で皮膚が黒ずむことがある
  • 二酸化炭素が出るので換気が必要

2. 保冷庫(霊安室)での安置 ― 専門施設ならではの安心感

葬儀社や専用施設にある「保冷庫(霊安室)」は、いわばご遺体専用の冷蔵庫です。

どういうもの?
棺に入ったご遺体をそのまま庫内に安置し、温度を一定に保ちます。ドライアイスのように交換作業をする必要はありません。

いいところ

  • 温度管理が安定していて、ご遺体を安心して保てる
  • ドライアイスのような皮膚への影響が少ない
  • 長期間の安置にも向いている

気をつけたいこと

  • 専用の施設でしか利用できない
  • 1日ごとに「安置料」がかかる

3. まとめ ― どちらを選ぶかは「場所」と「日数」がポイント

ドライアイスと保冷庫、それぞれに良さがあります。

数日程度、ご自宅で安置したい → ドライアイスがおすすめ

安置期間が長い、できるだけきれいに保ちたい → 保冷庫(霊安室)が安心

大切な方のお姿を少しでも安らかに残すために、安置場所や火葬までの日数、ご遺族の希望をふまえて選ぶのが一番です。迷ったときは葬儀社に相談してみると安心ですよ。

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